中学受験社会の覚え方・暗記方法
中学受験社会の覚え方・暗記方法
「覚えたはずなのに、模試で出てこない」――暗記量より“思い出せる状態”が足りていないだけかもしれません。
中学受験社会は、歴史の出来事、地理の特色、公民の制度など、覚える情報が一気に増えます。ワークはやっているのに点が伸びない、覚え直しても同じ所で止まる――そんなときは「覚え方」ではなく、頭の中でのつながり方と確認のしかたが噛み合っていないことが多いです。
よくあるのは、用語をバラバラに入れてしまい、問題の形(資料・記述・選択)になった瞬間に取り出せなくなる状態です。必要なのは、流れで意味づけすることと、短い確認を何度も入れて“出せる”回数を増やすことです。
このページでは、①歴史や地理を流れで覚えて点につなげる考え方、②見て・聞いて・書いて・言うを組み合わせて記憶に残しやすくする工夫、③ワークを答えで確認しながらテンポよく繰り返す進め方をまとめます。今日の宿題から、点に近い覚え方へ切り替えられます。
流れで覚える
ただ単に単語などを暗記しても時代のつながりや背景がごちゃ混ぜになってしまっては意味がありません。例えば戦争が起こったとき、年月日を覚えるのはもちろん、国名、期間、その原因、主となる人物、その後に結ばれた条約、など関連する項目がたくさんあります。まずはおおまかな流れを理解し、それから細かな内容を覚えるようにしましょう。ひとつひとつぶつ切りにするのではなく、連続した流れとして覚えることでしっかりと暗記できるようになります。
五感を使う
教科書をただひたすら読むだけではなかなか暗記はできません。なるべく五感を多く使うように工夫してみましょう。地図や絵など関連する事柄がある場合は、映像や写真として脳内に記憶されるとより情報を整理することができます。また、声に出して書きながら覚える、など動作を同時に行うとより記憶の定着率が上がります。文字情報だけでなく活用できるものは複数活用することで暗記がしやすくなります。
ワークは解答を見ながら解く
問題集やワークなどはまず問題を解き、答えをすぐ見て確認するということを繰り返しましょう。ワークは暗記した内容の確認作業のために活用します。問題を見て答えがぱっと浮かばない場合は、暗記ができていないということになります。正答率が低いということは知識が身についていないということになるので、しっかりと繰り返し学習しましょう。問題を解く→答えを見る→できなかった問題を再度解く→答えを見て覚える…ということを繰り返していくことで記憶が定着していきます。ワークを解く際に考え込みすぎず、分からなかったら解答を見て覚える、それに関する内容を再び学習しなおすというような学習の進め方をしましょう。
社会の暗記は、真面目に考えすぎたり時間を使いすぎてしまったりする必要はありません。答えをすぐ見て無駄な時間をなくしたり、五感を使って暗記をし、前後の流れをきちんと理解することで各段に社会の暗記、記憶の定着が見込めます。社会は常に新しい知識を覚えていかなければならないため、同時に古い記憶を忘れないようにする反復学習がとても大切になってきます。時間を有効に活用して暗記するようにしましょう。



