中学受験の社会で出題される間違えやすい漢字
中学受験の社会で出題される言葉や用語の中で、特に間違えやすい漢字を20挙げています。誤字や脱字などで本来であれば正解できるはずの問題を落とさないようにしっかりと覚えることが大切です。間違えてしまうパターンとして、普段よく目にする漢字と勘違いして覚えてしまうということが多く見受けられます。覚えたつもり・書いたつもりにならないように、暗記する際は集中して学習し、テストの最後は必ず見直しをすることを徹底していきましょう。
地理
赤文字は非常によく見る間違いになります。
| 対馬(つしま)海流 | 対島 | 
| 筑紫(つくし) | 「筑後」と混同、「紫」を「柴」 | 
| 種子島(たねがしま) | 種ヶ島 | 
| 琉球王国(りゅうきゅうおうこく) | 流 | 
| 鹿島(かしま)臨海工業地域 | 茨城県鹿嶋市(鹿島市は佐賀県) | 
| 宍道湖(しんじこ) | 穴 | 
| 促成栽培・抑制栽培・栽培漁業 | 捉/制/裁/倍 | 
| 近郊農業 | 効 | 
| 琵琶湖 | 琶琵
 漢字を逆転させてしまうケースを多く目にします。  | 
| 阿蘇山 | 蘓・蘚 | 
| 愛媛県 | 姫 | 
| 貿易摩擦 | 察 | 
| 排他的経済水域 | 域の最後の一画を忘れてしまうパターンが多いです。 | 
| 鳥取県 | 取鳥 | 
| 銚子市 | 言葉のひびきだけで覚えてしまわないようにしましょう。 | 
| 滋賀県 | 磁 | 
| 石見銀山 | 岩見
 読み方だけ覚えて漢字を間違うパターンが多いです。  | 
| 与那国島・那覇市 | 邦 | 
| 太平洋 | 大 | 
| 合掌造り | 挙/拳 | 
| 石灰石 | 石炭石 | 
| 飛驒山脈 | 飛騨でも良いのですが、受験では「飛驒」がより良いです。 | 
| 雄物川 | 「雄」の左側を「広」にしてしまいやすいです。 | 
| 鉄鉱石 | 鉄鋼と鉄鉱を混同しやすいので注意しましょう。 | 
| 新潟(にいがた) | 「潟」を正しく覚えましょう。「場」の下の部分のようになりやすいです。 | 
| 酪農・霞ヶ浦・過疎・鎌倉市 | 画数が多く間違いやすいので注意が必要です。 | 
| 奥羽山脈 | 「奥」の下の部分は「大」 | 

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歴史
| 遣隋使(けんずいし) | 「遣」を「遺」 | 
| 租(そ)・地租改正 | 「祖」 | 
| 朝廷(ちょうてい) | 「廷」を「延」 | 
| 墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう) | 墾の「豸」の右側を家のようにしないように注意しましょう。 | 
| 議院内閣制(ぎいんないかくせい) | 議院と議員 | 
| 卑弥呼(ひみこ) | 「卑」の縦棒をはねないようにしましょう。 | 
| 本居宣長(もとおりのりなが) | 漢字と読みをしっかりと覚えましょう。 | 
| 板垣退助 | 坂/桓 | 
| 大隈重信(おおくましげのぶ) | 「隈」を「隅」と間違えやすくなっています。 | 
| 安倍晋三(あべしんぞう) | 阿部・安部・阿倍 普
 時事問題として出題されやすい総理大臣はきちんと覚えておきましょう。  | 
| 大宰府(だざいふ) | 大宰府は古代の役所の名前、太宰府は現在の地名です。 | 
| 福沢諭吉 | 輸/論/輪にしてしまいやすいので注意しましょう。 | 
| 応仁の乱 | 任 | 
| 元寇 | 「うかんむり」を「わかんむり」にしやすいです。 | 
| 市川房枝 | 江 | 
| 菅原道真 | 管 | 
| 文明開化 | 花 | 
| 与謝野晶子 | 昌子 | 
| 蘇我入鹿 | 蘚 | 
| 北里柴三郎 | 紫 | 
| 西郷隆盛 | 郷の左側を「幺」にしないようにしましょう。 | 
| 壇ノ浦の戦い | 且×旦○ | 
| 延暦寺 | 廷 | 
| 文禄の役 | 「ころもへん(衤)」ではなく「しめすへん」です。 | 
| 一揆 | 揆の右側を「発」にしがちです。 | 
| 太閤検地 | 閣 | 
| 財閥解体 | 閥のもんがまえの中は「代× 伐○」 | 
| 日宋貿易 | 栄 | 
| 治安維持法 | 維治 | 
| 御成敗式目・五箇条の御誓文 | 「御」の字に注意が必要です。 | 
| 荘園 | 「くさかんむり」 | 
| 邪馬台国 | 邪馬大国 | 
| 勘合貿易・親鸞 | 言葉と漢字を一致させて覚えましょう。 | 

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公民
| 拒否権・正距方位図法 | 臣 | 
| 公共の福祉 | 衤 | 
| 弾劾裁判 | 刻 | 
| 社会保障 | 保証 | 
| 象徴 | 微 | 
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まとめ
問題を解き終わった後は、必ず見直しをして漢字の間違いがないかチェックしましょう。答案を冷静に確認してケアレスミスをなくしていくことが大切です。中学受験の社会の勉強をする際は、意味を覚えるのと同じで漢字も正確に覚えましょう。間違った認識のまま勉強を進めてしまうと、記憶をアップデートするのになかなか時間がかかってしまいます。正しく覚えて日々漢字の間違いをしないように意識して問題演習に取り組みましょう。

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