公民の学習カリキュラムと学習指針

公民の学習カリキュラムと学習指針

01.日本国憲法の三大原則

Ⅰ.日本国憲法の成立

・日本国憲法の成立と大日本帝国憲法との違いを学び、日本における憲法の立ち位置と憲法改正のための手続きの方法について理解しましょう。
・日本国憲法の三大原則を学習し、日本国憲法に影響を及ぼした人物とその人物の言葉が使われている日本国憲法の前文について学習しましょう。
・日本国憲法は国の最高法規とされています。最高法規とされている所以を学び、説明できるようにしましょう。

Ⅱ.国民主権

・天皇の地位と国事行為について理解しましょう。
・大日本国憲法と日本国憲法の主権者はそれぞれ誰とされているのか学習しましょう。

Ⅲ.平和主義

・日本国憲法の特色でもある第9条について理解を深め、自衛隊の活動について学びましょう。
・平和主義とは、具体的に何を定めているために平和主義と言われているのか説明できるようにしましょう。

Ⅳ.基本的人権の尊重

・基本的人権と呼ばれる3つの柱とそれぞれの権利・内容について学びましょう。
・基本的人権をより確実にさせるための権利・内容について学びましょう。
・時代の変化によって主張されるようになった新しい権利についても理解しましょう。

02.三権分立、地方自治、財政の現状

Ⅰ.三権分立

・三権分立のための抑制均衡と立法権・行政権・司法権についてそれぞれが持つ権力と、権力を持つ場所・内容について理解しましょう。

Ⅱ.国会・・・立法権

・衆議院と参議院の二院制の特色とそれぞれの違いについて学びましょう。
・国会の持つ役割と、国会の種類とその内容、国会における立法権について理解しましょう。

Ⅲ.内閣・・・行政権

・議院内閣制の内容と衆議院の不信任決議について学習しましょう。
・内閣の持つ役割、内閣を構成する一府十二省庁について学びましょう。

Ⅳ.裁判所・・・司法権

・司法権の特徴と裁判所の種類と役割について理解しましょう。
・三審制について理解し、違憲立法審査権や裁判員制度など裁判所のしくみについて学びましょう。

Ⅴ.財政の現状

・予算の成立方法、国家財政における歳入・歳出について、地方の現状も絡めて学習しましょう。
・地方議会と首長の関係、地方自治を学び、直接請求権について理解しましょう。

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公民分野は受験社会の中で最も苦手意識を持っている生徒さんの多い分野です。 また、受験社会のカリキュラムの中では一番最後に配置されていることが多いので、しっかりとした説明のないまま 急ぎ足で授業を進められることが多く、また、単純に暗記することを勧められることが多い分野でもあります。

当塾では、地歴の知識とも絡めながら「国家の理念とその実現」「現在の統治制度の背景」を軸に、 しっかりとした理解に基づいた体系的な知識を得てもらうように指導を行っていきます。